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つくものらぼ 〜探訪編〜「川本光春」

和の学校と、みりおらーれ代表・津田純佳さんによるプロジェクト。伝統産業に関係する和の学校会員の工房を訪ね、伝統産業に関わる素材について学び、それを子どもたちとの探究活動へと繋げていく取り組みです。

今回の訪問先は指物師・川本光春さん。
金釘を使わない木工である指物(さしもの)による茶道具、作品を制作する職人さんです。

前夜から直前まで降り続いた強い雨も止み、雲が流れ青空が広がる大原の工房を訪問し、まずは素材庫で様々な歴史や由来のある木材の説明を受けました。

その素材を使って何を作るか―。

川本さんは“素材の声”を聞き、自身の作品を仕上げるそうです。工房には、黙々と仕事をされている職人の方が一人おられましたが、木目を見ながら対話をされているように、木を削っておられました。

その後、取材場所を御所東のギャラリーに移し、数々の作品を前に、素材への想いや創意工夫など、川本さんならではのお話を伺いました。

以上で、津田さんによる指物師・川本光春さんへの探訪は終了。本探訪に紐づく子どもたちとの探究は、京都市立の幼稚園を対象に、本年9月〜10月に実施予定です✨