- あそび塾
- 2024年08月06日
川であそぼ at 京北上黒田
日本の伝統をやさしく、ふかく、おもしろく!
8月4日(日) 開催場所:右京区京北上黒田
昨年は実施できなかった「川であそぼ」ですが、2年ぶり活動を実施しました。
上黒田には20年間のあそび塾活動に協力いただいてきた農家の方々がおられます。
毎年の里帰りに似た様な感覚で毎年、8月の初めにお邪魔しています。皆さんがご高齢になられたにも関わらず、いつも見守ってくださることに感謝しかありません。
今年の活動は、珍しく当日になって雨模様となりましたが、いつも土壇場で天候は好転するジンクス通り、少し薄曇り、雨上がりで酷暑予想にも関わらず27度くらいの気温で、雨は上がり、快適な活動ができました。
17年ほど前から参加していた子ども達も社会人となりましたが、若手スタッフとして参加してくれました。川の中に移動して、午前中はゴリを捕まえる活動で、川が怖いという子どももいつの間にか魚を追っかけることに夢中になり、川を楽しめる様になります。
捕まえたゴリはお昼ご飯のおかずとして、その命を頂きます。命をいただく事を感じ、考える瞬間があります。天ぷらに揚げて美味しく頂きました。
午後からは川の流れを利用して遊ぶ体験です。ライフベストを着用しているので、「少し上流から浮かんで流れる」を繰り返し、川の流れに逆らわず、水の流れに慣れる経験となります。
この地域は冬の豪雪が山の中に雪解け水で染み込み、長い時をかけて湧き出してくる地域で、一年を通して17度位の冷たい水が流れています。
こんな酷暑の夏でも、冷たい水を満喫できる貴重な体験です。
こんな自然をこの先も大切にしたいと皆で話しました。参加者はこの数年減少してきています。
親世代が未経験であったり、清流の魅力を知らない世代になってきたのか、そもそも少子化に起因するのか、子どもたちが少なくなるとやはり寂しいなと感じます。
若い世代へとバトンを渡し切れるかが課題ですが、出来るだけ長く続いて欲しいと思います。