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つくものらぼ 〜探訪編〜「横山竹材店」

様々な端材や余材を、創造的な教育活動の素材として再活用するリユース・プロジェクト「つくものらぼ」は、和の学校がみりおらーれ代表・津田純佳さんと協働で進めている取り組みです。

津田さんが、伝統産業に関係する和の学校会員の工房を訪ね、伝統産業に関わる素材について学び、それを子どもたちとの探究活動へと繋げていきます。

今回の訪問先は横山竹材店さん。
大正八年(1919)に創業した横山竹材店さんは、京銘竹などの伝統的竹材を用いて、和風建材や庭園用材、竹工芸品などを手がけている竹材店です。

横山竹材店社長の横山裕樹さんにご案内いただき、まずは、竹材の集積された倉庫を見学。
竹の種類や成育についての説明を受け、製品による素材の選び方などについて専門的なレクチャーをいただきました。

その後、“青竹の油抜き作業”の実演をしていただき、長年使用できる竹材にするための昔からの工夫について解説を受け、天然の素材が持つ力強さに感じ入りました。

最後に、工房で若い職人さんの手作業を見学し、竹特有の“割り・裂き・曲げ”の加工を見せていただきました。

『つくものらぼ』で使用する素材は、子どもたちへの安全に配慮したものを選んでご提供いただきます。

以上で、津田さんによる横山竹材店さんへの探訪は終了。本探訪に紐づく子どもたちとの探究は、京都市立の幼稚園を対象に、本年9月〜10月に実施予定です✨